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盆に思う

「初盆は大変だよ!」
友人から教えられて、覚悟はしていましたが
我が家にも、私にも、初めての初盆は、仏様のお供え、
お参りに来てくださるかたがたのご接待
お寺のこと等々・・本当に大忙しでした
その上、この暑さ! もうヘロヘロです~ε=( ̄。 ̄;)
2010.8.18 028

我が家の菩提寺は禅宗の臨済宗のお寺
お盆に仏様をお迎えする儀式は古式にのっとって行われます
7月31日に「灯篭初め」 紙でできた大きな灯篭を吊るし新仏様を迎えます
この灯篭には8月31日の「灯篭仕舞い」まで毎日朝夕、灯を点します

祭壇には果物、野菜、菓子、乾物、洗米、お水などをお供えし
キュウリで馬を、茄子で牛を作ります
仏様が早馬にのって懐かしい家に急いで帰り、
お盆が終わると牛に乗って、ゆっくり家を後にするのだそうです
2010.8.18 035
<孫娘のはーちゃんが作った馬と牛です>

こんなふうに ひとつひとつのお供えやお飾りにも何かしら意味があるのですが
仏様やお寺にほとんど縁のなかった私には、分からないことばかり
和尚様や友人に訊きながら,なんとか16日のお施餓鬼の日をむかえました
えっ?「お施餓鬼ってな~に?」・・ですよね
 
   「施餓鬼」とは正に字面の如く「餓鬼に施す」という意味である。
   「餓鬼」とは六道(天上道、修羅道、人間道、畜生道、餓鬼道、地獄道)のうち、
   餓鬼道に落ちて苦しんでいる亡者のこと。餓鬼が口にしようとするものは忽ち炎と化し、
   何一つ食べることが出来ず飢えの苦しみには際限がない。
   自分の力ではこの苦しみから脱することが出来ない餓鬼に、
   食べ物を施そうというのが「施餓鬼供養」である。
                                   ( HP「開善寺の花」より )
 
元は餓鬼に食べ物を施すという意味の施餓鬼供養(お施餓鬼)ですが
広い意味で、私たちが生きていくうえで多くの命を頂いていることを自覚し
すべての命に感謝し供養するという儀式なのです
                                   
お寺での法要の後、境内の池に御霊を乗せたお舟を流します
  
お舟  
 
これがじいちゃんのお舟です。夫の手から水面へ放された舟は静かに進みます
バラバラだったお舟が次第に一箇所に集まって・・
新仏様のお舟の周りの六角形の灯篭は 檀家の方々の先祖の御霊を乗せた精霊舟
まだまだ新米の仏様たち、先輩の仏様たちに導かれ無事に極楽へ辿り着けそうですね

亡き人を偲び、その魂の平穏を願う
普段の生活ではあまり省みることのない先祖へ想いをはせます
死に向き合うことは、生きることを考えること
1年に一度くらいそんな時間を持つのも悪くないかも・・
初盆の行事を通して、なんとなく分かってきたような気がしています 

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4 Comments

みーこまま

初盆おつかれ様でした。
 我が家も臨済宗です。妙心寺派です。といっても新宅なので仏壇もありませんが

 おせがきにこんな意味があったなんてはじめて知りました。地域行事ぐらいにしか思ってなくて夕涼みの感覚でお参りしてました(笑)

 いつもブログ楽しみにしてます。

  • 2010/08/19 (Thu) 16:03
  • REPLY
なっちゃん

お疲れさまです

言った通り大変でしょう?
お努めご苦労様です。
花待ち人さんの思いきっとじいちゃんに伝わっているよ。天国から「ありがとう」って言ってるよ。空の彼方でうちの子と一緒に見守っていて
くれることでしょう。
もう少しお努め頑張ってね(*^_^*)

  • 2010/08/20 (Fri) 22:57
  • REPLY
hanamatibito

☆みーこままさん

あらっ 全く同じ宗派なんですね
うちのお寺も妙心寺派です
新宅なのも同じです
義父がはじめての仏様になりました
仏壇もお墓も無くて、こっちも大変でしたよ

「お施餓鬼」もまったく初めてでした
いったいどうゆう意味があるのかと調べてみたのです
仏教の世界も奥深くて?ばかりです

> いつもブログ楽しみにしてます
なんてうれしいお言葉♪
これからもがんばりま~す♪

  • 2010/08/20 (Fri) 23:39
  • REPLY
hanamatibito

☆なっちゃん

いろいろありがとうね♪
ほんとに大変でした。まだ疲れがぬけません
大ボケの連発でしたが、おかげでなんとかほぼ終わり。
じいちゃんもきっとその辺で笑っていることでしょう
「灯篭仕舞い」までもう一頑張りですね♪

  • 2010/08/20 (Fri) 23:44
  • REPLY